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まず、ここを開けてね。私の1Passwordの開け方を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.39)

まず、ここを開けてね。私の1Passwordの開け方を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.39)

2026年7月18日

まず、ここを開けてね。私の1Passwordの開け方を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.39)

やさしい終活シリーズで、手続きの手順を38本、書いてきました。

でも、あるとき気づいたんです。

その38本を、いくら残しても。もし、私のパスワード管理アプリ(1Password)が開けなかったら。家族は、一つも手続きを進められない、と。

だって、銀行もカードもサブスクも、ログインするためのIDとパスワードは、すべて1Passwordの中にしまってあるから。

つまり、1Passwordは「入口の鍵」。ここが開いて、はじめて38本の手順書が生きてきます。

だから今回は、その「入口の開け方」そのものを、一枚の手順書にしておきます。

1Passwordって、なに?(はじめて触る家族のために)

1Passwordは、私のIDとパスワードを、ぜんぶ入れてある金庫のようなものです。

私はふだん、たくさんのサービスを使っています。銀行、カード、通信、買いもの。そのひとつひとつに、別々のIDとパスワードがあります。

それを全部、この金庫の中にまとめてあります。

金庫を開けさえすれば、「楽天銀行のパスワードは、これ」と、その場で確かめられる。だから、いちいち暗記する必要はありません。

家族に伝えたいのは、たった一つ。

まず、この金庫を開けてね。中に、ぜんぶ入っているから。

開けるのに必要なのは、2つ

金庫を開けるのに必要なものは、2つです。

  • マスターパスワード(私が決めた、いちばん大事な合言葉)
  • シークレットキー(アプリが発行した、長い長い鍵)

このうち、

  • すでにログインしてある機械(私のiPhoneやパソコン)で開くときは、マスターパスワードだけで開きます
  • 新しい機械で、はじめて開くときは、シークレットキーも必要になります

大事なことを、先に書いておきます。

この2つの中身は、このブログには書きません。

金庫の開け方は書いても、暗証番号を貼ったら、金庫の意味がなくなってしまうからです。中身は、別の紙にして、安全な場所にしまってあります。その場所は、長女に伝えておきます。

手順1 いつもの機械で開くとき(いちばん簡単)

私のiPhoneには、1Passwordのアプリが入っていて、いつも開ける状態になっています。

  1. iPhoneのホーム画面で、1Passwordのアプリ(鍵のマークのアイコン)を探す
  2. アプリをひらく
  3. マスターパスワードを入れる
  4. これで、中のIDとパスワードが、ぜんぶ見られます

私のiPhoneが使える状態なら、これがいちばん簡単です。シークレットキーは要りません。

手順2 新しい機械で、はじめて開くとき

もし、私のiPhoneが使えなくなっていたら。新しいスマホやパソコンから開くことになります。

そのときは、こうします。

  1. 新しい機械で、1Passwordのアプリを入れる(App StoreやGoogle Playで「1Password」を探す)、または https://my.1password.com をひらく
  2. サインイン画面で、私のメールアドレスを入れる
  3. シークレットキーを入れる(このときだけ必要な、長い鍵)
  4. マスターパスワードを入れる
  5. これで、新しい機械でも中が見られます

シークレットキーは、この「はじめの一回」で必要になります。だから、紙で残しておくことが大事なんです。

鍵は、どこにある?

くり返しになりますが、大事なところなので、もう一度。

マスターパスワードとシークレットキーは、このブログには書いていません。

紙に書いて、通帳や印鑑と一緒に、しまってあります。

その場所は、長女にだけ、口で伝えておきます。

手順(この記事)と、鍵(紙)を、わざと別々にしてあります。こうしておけば、どちらか一方だけが人の目に触れても、金庫は開きません。手順と鍵が、そろってはじめて開く。それがいちばん安全だと、教わりました。

開けたら、次にすること

無事に1Passwordが開けたら、次はこうしてください。

  1. 中にある「全URL一覧」のメモ(Vol.36に書いた、私のサイトやアプリの一覧)を見る
  2. このブログ(yurura-life.com)を開いて、やさしい終活シリーズを Vol.1 から順に読む
  3. それぞれの手続きに必要なIDやパスワードは、そのつど1Passwordの中で確かめる

ブログには「どうやって解約するか」の手順、1Passwordには「そのためのIDとパスワード」。この2つを見くらべながら、ぼちぼち進めてくれたら大丈夫です。

やさしい終活 Vol.39 まとめ

  • 手続きの手順書を38本残しても、1Passwordが開けないと家族は進めない
  • だから「1Passwordの開け方」そのものを、一枚の手順書にした
  • 開けるのに必要なのは、マスターパスワードとシークレットキーの2つ
  • いつもの機械なら、マスターパスワードだけ。新しい機械では、シークレットキーも要る
  • 鍵そのものと、その隠し場所は、ブログには書かない。紙にして、長女に直接伝える
  • 手順(記事)と鍵(紙)を分けておくと、いちばん安全
  • 開けたら、全URL一覧を見て、Vol.1から順に進めてもらう

さいごに

38本も手順を書いておきながら、いちばん最初の「入口の開け方」を、私はずっと書いていませんでした。

自分にとっては、毎日開けているアプリだから。あたりまえすぎて、書き忘れていたんですね。

でも、残される家族にとっては、その「あたりまえ」がいちばん分からない。

どこを、どうやって開けるのか。

そこが分からないと、せっかくの手順書も、金庫の外で止まってしまいます。

だから、入口の一枚を、いちばん分かりやすい言葉で残しておく。

長女よ。まず、これを読んでね。金庫の開け方は、ここに書いてある。鍵のありかは、あなたに伝えておくから。

開けたら、あとはゆっくりでいい。ぜんぶ、中に書いてあるから。

ぼちぼち、進めていってね。


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