残された人が、迷わないように。私の全サイト・全アプリの「住所録」を一枚にまとめた話(やさしい終活 Vol.36)
完結したと思っていた「やさしい終活」シリーズに、また一本だけ書き足します。
第36弾は、解約の手順そのものではなく、「私が作ってきた居場所の、住所をまとめた話」です。
解約の手順は書いた。でも、肝心なものが抜けていた
このシリーズで、私はたくさんの解約手順を書いてきました。電気もカードも、サブスクも。
でも、ある日ふと気づいたんです。
「やめ方」は書いたのに、「どこにあるか」を、まとめていなかった、と。
私はこの数年で、ブログやnote、それから小さなアプリを、いくつも作ってきました。
その一つひとつが、どこにあるのか。残された人が、それを知るすべがなかったのです。
私には、たくさんの「居場所」がある
ブログ。note。応援を受け取る箱。そして、療養の暮らしに寄り添う小さなアプリたち。
自分でも、数えてみておどろきました。けっこうな数になっていたんです。
もし、いつか私が手続きできなくなった日が来たら。
家族は、これがどこにあるのかも、どうすればいいのかも、わからないままになってしまう。
それは、ちょっとさみしいなと思いました。
全部のURLを、一枚にまとめた
そこで、相棒のAIに手伝ってもらって、全部の「住所」を一つの一覧にまとめました。
ブログの場所。noteの場所。アプリの場所。発信している動画の場所。
ばらばらだったものが、一枚におさまると、ふしぎと心が落ち着きました。
「私が作ってきたものは、これで全部だよ」
そう言える紙が、一枚できた感じです。
いちばん伝えたかった、ひとつの安心
この一覧に、私はどうしても書いておきたいことがありました。
それは、「私がAIの利用をやめても、このサイトやアプリは消えません」ということ。
文章やアプリを作るのに使っているAIの月額。それをやめても、できあがったサイトたちは消えないんです。
それらは別の場所(サーバー)の上にあって、AIへの支払いとは、別物だからです。
サイトが生き続けるために必要なのは、住所にあたる「ドメイン」の、年に一度の更新料だけ。
このことを知ったとき、私はとてもほっとしました。だから、家族にも伝わるように、いちばん上に書いておきました。
どこに置いたか
せっかく作った一覧も、見つけてもらえなければ意味がありません。
私は、三つの場所に置きました。
- スマホのメモ(クラウドで、ほかの端末にも自動でそろう)
- パスワード管理アプリ(家族が、いざというとき開ける場所)
- そして、紙でも一枚
デジタルだけだと、いざというとき開けないこともある。紙だけだと、なくしてしまう。
だから、両方に。これが、私なりの答えでした。
先頭に、ひとことを添えた
一覧のいちばん上には、こんな書き出しを置きました。
「これを読んでくれている、あなたへ」
事務的なURLの羅列の前に、ひとこと。
これは手続きのリストであると同時に、私が確かにここにいた、という記録でもあるから。
そう思うと、終活って、暗いものじゃないなと感じます。
やさしい終活 Vol.36 まとめ
- 「やめ方」だけでなく「どこにあるか」も残す
- 自分の作ったもの・発信の場所のURLを、一枚にまとめる
- AIの利用をやめても、サイトやアプリは消えない(必要なのはドメインの年更新料だけ)
- 置き場所は、デジタル(メモ・パスワード管理)と紙の両方に
- いちばん上に、残す人へのひとことを添える
さいごに
URLの一覧なんて、ほんの小さなものです。
でも、その小さな一枚が、いつか だれかの「これ、どうしたらいいの」を、そっと減らしてくれる。
私はまだ、これからも作り続けます。新しいアプリも、新しい記事も。
できたら、その一覧に、ぽつぽつと書き足していく。
それも、私なりの、未来へのやさしさだと思うから。
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