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透析看護師20年。体を壊して気づいたこと。

「足がパンパン」を、医師に伝わる言葉に。「症状ことば帳」の使い方

「足がパンパン」を、医師に伝わる言葉に。「症状ことば帳」の使い方

2026年7月4日

「足がパンパン」を、医師に伝わる言葉に。「症状ことば帳」の使い方

診察室に入ると、言いたかったことが飛んでしまう。 「足がパンパンで」と言ったきり、あとが続かない。

そんな人のために作ったアプリが「症状ことば帳」です。

自分の言葉で探すと、医師に伝わる言葉と、伝え方の例文が出てきます。 透析室で20年、患者さんと医師のあいだで「言葉の橋渡し」をしてきた経験を、辞書の形にしました。

この記事では、使い方を画面の順番どおりに説明します。

症状ことば帳 https://kotoba.yurura-life.com

■ 最初に、これだけ

このアプリには「辞書」「メモ」「履歴」の3つの道具が入っています。

ぜんぶ使う必要は、ありません。 むずかしく感じたら、最初は「辞書で言葉を探す」だけで大丈夫。 それだけでも、診察室での話しやすさが変わります。

■ 開き方

  1. 上のリンクを押す(スマホでもパソコンでも開けます)
  2. 画面の下に「ホーム」「辞書」「メモ」「履歴」のメニューが出ます

スマホのホーム画面に置く方法は、こちらです。

iPhoneの場合

  1. Safariで症状ことば帳を開く
  2. 画面下の共有ボタン(四角から矢印が出ているマーク)を押す
  3. 「ホーム画面に追加」を押す
  4. 右上の「追加」を押す

■ 辞書の使い方(まずはここだけでOK)

  1. 下のメニューから「辞書」を押す
  2. 検索欄に、自分のふだんの言葉を入れる(例: パンパン、しびれ、ズキズキ)
  3. 出てきた項目を見る

それぞれの項目に、3つのことが書いてあります。

・患者の言葉 → 「足がパンパン」「靴下のあとがつく」 ・医師に伝わる言葉 → 「下腿浮腫(かたいふしゅ)」 ・伝え方の例 → 「夕方になると足首から下がむくみ、靴下のあとが消えにくいです」

この「伝え方の例」を、そのまま診察室で言えばいいのです。 いつから、どのくらい続くかを足すと、もっと伝わります。

検索のかわりに、カテゴリから探すこともできます。 痛み・しびれ、めまい・ふらつき、疲れ・だるさ、睡眠、食事・食欲、尿・便、こころ。7つに分かれています。

  1. 「今日伝えたいことに追加」を押すと、その言葉がメモに入ります

■ メモの使い方(受診の前に)

  1. 下のメニューから「メモ」を押す
  2. 辞書から追加した言葉が、ここに並んでいます
  3. 自分の言葉でも追加できます(例: 朝、手が30分くらいこわばる)

受診の日は、診察室でこの画面を見せながら話せます。 声に出すのがつらい日は、見せるだけでも伝わります。

「全部コピー」を押すと、メモの内容がまとめてコピーされます。

■ 履歴の使い方(受診のあとに)

診察が終わったら、忘れないうちに記録を残せます。

  1. 下のメニューから「履歴」を押す
  2. 「受診記録を追加」を押す
  3. 順番に書いていく

・病院・科(任意) ・伝えたこと → 「メモから選んで貼り付け」を押すと、メモの内容をそのまま入れられます ・医師の返答 → 例: 採血して炎症の値を見ましょう ・次にやること(任意) → 例: 1ヶ月後に再診 ・次回予約日(任意)

次回予約日を入れておくと、履歴の画面のいちばん上に「次の予約」として表示されます。 予約日がいつだったか不安になったとき、ここを見れば一画面でわかります。

■ 記録のひかえ(機種変えの前に)

書いた内容は、ぜんぶあなたの端末の中にだけ保存されます。 どこにも送信されない安心と引きかえに、スマホを変えると消えてしまいます。

そのための「記録のひかえ(バックアップ)」が履歴の画面にあります。

  1. 「書き出し」でひかえファイルが保存されます
  2. 新しいスマホで「読み込み」を押して、そのファイルを選ぶと、メモと受診記録が戻ります

機種変えの予定がなくても、ときどき書き出しておくと安心です。

■ おわりに

症状は、うまく言えなくていいのです。 言えない日のために、探せる辞書と、見せられるメモを用意しました。

診察室のとびらの前で深呼吸するあなたの、小さなお守りになりますように。

症状ことば帳 https://kotoba.yurura-life.com