暮らしと夜のための、3つの小さなアプリの使い方(もの忘れセーフ・ありがとうポスト・ねむれない夜のおはなし)
しまった場所が、思い出せない。 言いそびれた「ありがとう」が、心に残ったまま。 夜、目をつぶると、一人反省会が始まってしまう。
療養中のわたしが、自分のこの困りごとのために、3つの小さなアプリを作りました。
この記事では、使い方を画面の順番どおりに説明します。 3つとも、押すところがとても少ないアプリです。むずかしい操作はひとつもありません。
どれも無料で、会員登録もいりません。 書いた内容は、あなたの端末の中にだけ保存されて、どこにも送られません。
■ 1つめ「もの忘れセーフ」
しまった場所だけを、覚えてくれるメモです。
もの忘れセーフ https://doko.yurura-life.com
使い方(おぼえてもらう)
- 下のメニューの「おぼえる」を押します
- 「なにを?」に、ものの名前を書きます(保険証や診察券など、よくあるものはタップだけで入ります)
- 「どこに しまった?」に、場所を書きます(例: カバンの内ポケット)
- 「おぼえてもらう」を押します
使い方(さがす)
- 「さがす」の画面で、名前の一部を入れます
- ひらがなで「かーど」と打っても、「マイナカード」が出てきます。しまった場所からも探せます
しまい直したときは「場所がかわった」を押して書きなおします。 同じ名前でもう一度おぼえてもらうと、新しい場所に上書きされます。
おすすめは、しまったその場で覚えてもらうこと。 しまった瞬間のあなたが、いちばん正確だからです。
■ 2つめ「ありがとうポスト」
言いそびれた「ありがとう」を、書いて入れるだけのポストです。
ありがとうポスト https://arigato.yurura-life.com
使い方
- 「だれに?」を書きます(書かなくても大丈夫です)
- ありがとうを書きます
- 「ポストに入れる」を押します
入れたありがとうは、下のメニューの「ポストの中」で読み返せます。
このアプリには、送信する機能がそもそもありません。 だれかに届いてしまう心配はないので、安心して、正直な気持ちを書いてください。
■ 3つめ「ねむれない夜のおはなし」
スクロールするだけの、静かな短いお話が14話。ぜんぶ、ちゃんと終わります。
ねむれない夜のおはなし https://ohanashi.yurura-life.com
使い方
- お話の一覧から、気になる題をえらびます
- まよう夜は「こんやの おまかせで、ひとつ」を押すと、選んでくれます
- ゆっくりスクロールして読みます。5分たらずで「おしまい。おやすみなさい。」に着きます
- 「とじる」を押してもいいし、そのまま画面を消して眠っても大丈夫です
画面は夜の藍色で、目にまぶしくありません。音も出ません。 読んだ記録はつけないので、なんども同じ話で、いいのです。
■ ホーム画面に置いておくと、すぐ開けます
3つとも、スマホのホーム画面に置いておくと、アプリのように使えます。
iPhoneの場合
- Safariでアプリを開く
- 画面下の共有ボタン(四角から矢印が出ているマーク)を押す
- 「ホーム画面に追加」を押す
- 右上の「追加」を押す
これで、ホーム画面にアイコンが並びます。 もの忘れセーフはミント色、ありがとうポストは珊瑚色、ねむれない夜のおはなしは夜の藍色です。
■ ひとつだけ、注意ごと
もの忘れセーフとありがとうポストに書いた内容は、端末の中にだけ保存されるので、スマホを買い替えると消えます。 だいじな内容は、メモアプリなどに控えを取っておいてください。
ねむれない夜のおはなしは読むだけのアプリなので、何も保存されません。
裏を返せば、どこにも送られないということ。安心して、正直なことを書いてください。
■ おわりに
3つに共通しているのは、「覚えておく仕事を、道具にわたす」ということです。
しまった場所は、アプリが覚えている。 言えなかったありがとうは、ポストが持っていてくれる。 今日の反省は、ふとんの国に持ちこまない。
覚えておくことをひとつ手放すたびに、頭とこころに、すきまができます。 そのすきまで、ゆっくり息をしてください。
ゆるら