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透析看護師20年。体を壊して気づいたこと。

ことばのための、2つの小さなアプリの使い方(話したいことポスト・言われてうれしかった帳)

ことばのための、2つの小さなアプリの使い方(話したいことポスト・言われてうれしかった帳)

2026年7月6日

ことばのための、2つの小さなアプリの使い方(話したいことポスト・言われてうれしかった帳)

会ったあとの帰り道に、「あれ、言えばよかった」と思い出す。 うれしかった言葉ほど、落ち込んだ日にかぎって思い出せない。

療養中のわたしが、自分のこの困りごとのために、2つの小さなアプリを作りました。

この記事では、使い方を画面の順番どおりに説明します。 2つとも、押すところがとても少ないアプリです。むずかしい操作はひとつもありません。

どれも無料で、会員登録もいりません。 書いた内容は、あなたの端末の中にだけ保存されて、どこにも送られません。

■ 1つめ「話したいことポスト」

次に会うときに話したいことを、人ごとに貯めておくアプリです。

話したいことポスト https://hanashitai.yurura-life.com

使い方(ポストをつくる)

  1. 「あたらしいポスト」を押します
  2. 相手の呼び方を書きます(例: 長女、お母さん、先生。呼びやすい呼び方で大丈夫です)
  3. 「ポストを つくる」を押します

使い方(入れる)

  1. 話したいことを書いて、プラスのボタンで、ぽとんと入れます
  2. 思いついたとき、いつでも足せます

話したいことだけでなく、聞きたいことも入れられます。 「最近、眠れてる?」のような、その場では出てこない質問こそ、ここに入れておいてください。

使い方(会えた日)

  1. 会う前や会っているときに、ポストをひらいて見返します
  2. 話せたら「話せた」を押します
  3. 「コピー」を押すと、そのままLINEに貼れる形になります

その場で言葉が出てこなくても、大丈夫。 準備した言葉でも、渡せば、ちゃんと届きます。

■ 2つめ「言われてうれしかった帳」

言われてうれしかった言葉を、しまっておくアプリです。

言われてうれしかった帳 https://ureshii.yurura-life.com

使い方(しまう)

  1. 「しまう」の画面で、言われた言葉を書きます
  2. だれからか、も書けます(書かなくても大丈夫です)
  3. 「しまっておく」を押します

うれしかった言葉は、もらったその日にしまうのがおすすめです。 いやなことは何年でも覚えているのに、うれしかった言葉は、するっと消えていくからです。

使い方(よみかえす)

  1. 落ち込んだ日に、「よみかえす」の画面をひらきます
  2. 「1まい ひらく」を押すと、しまった言葉が1つ出てきます
  3. 「もう1まい」で、次の言葉が出てきます

思い出す力が出ない日でも、大丈夫。 ボタンひとつで、言葉のほうから来てくれます。

ここにあるのは、作りものの励ましではありません。 ぜんぶ、実際にあなたに届いた、ほんものの言葉です。

■ ホーム画面に置いておくと、すぐ開けます

2つとも、スマホのホーム画面に置いておくと、アプリのように使えます。

iPhoneの場合

  1. Safariでアプリを開く
  2. 画面下の共有ボタン(四角から矢印が出ているマーク)を押す
  3. 「ホーム画面に追加」を押す
  4. 右上の「追加」を押す

これで、ホーム画面にアイコンが並びます。 話したいことポストは赤いポストの珊瑚色、言われてうれしかった帳は桃色です。

■ ひとつだけ、注意ごと

書いた内容は端末の中にだけ保存されるので、スマホを買い替えると消えます。 だいじな言葉は、メモアプリなどに控えを取っておいてください。

裏を返せば、どこにも送られないということ。安心して、正直なことを書いてください。

■ おわりに

2つに共通しているのは、「ことばを、その場まかせにしない」ということです。

話したいことは、会う日まで、ポストがあずかっていてくれる。 もらったうれしい言葉は、落ち込んだ日のために、帳面がしまっていてくれる。

言葉は、借りてもいいし、準備してもいい。 あなたの言葉が、いちばんいい形で行き来しますように。

ゆるら