電話の台本を、読むだけで話せる。「ことばの楽屋」の使い方
電話をかける前に、言うことを紙に書く。 切ったあとは、あの言い方でよかったかなと、夜まで反省会をする。
そんなわたしが、自分のために作ったアプリが「ことばの楽屋」です。
この記事では、使い方を画面の順番どおりに説明します。 むずかしい操作はひとつもありません。ゆっくりどうぞ。
■ ことばの楽屋とは
やりとりの「前」を支える、3つの部屋があるアプリです。
・台本の部屋 → 電話で言うことを、上から読むだけ ・おでかけ準備室 → 持ち物と、聞かれそうなことと、ごほうびを1画面に ・下書きの部屋 → 言いにくいことの、やさしい言い方をコピーできる
無料で、会員登録もいりません。
ことばの楽屋 https://gakuya.yurura-life.com
■ まず、開き方
- 上のリンクを押す(スマホでもパソコンでも開けます)
- 画面の下に「ホーム」「台本」「準備室」「下書き」のメニューが出ます
- 使いたい部屋を押すだけ
スマホのホーム画面に置いておくと、アプリのように使えて便利です。
iPhoneの場合
- Safariでことばの楽屋を開く
- 画面下の共有ボタン(四角から矢印が出ているマーク)を押す
- 「ホーム画面に追加」を押す
- 右上の「追加」を押す
これで、ホーム画面に藤色のアイコンが並びます。
■ 台本の部屋の使い方
電話が苦手な人のための、いちばんの部屋です。
- 下のメニューから「台本」を押す
- 「わたしの情報」を押して開く
- 名字と、診察券番号を入れる
ここで入れた名前は、台本の文にそのまま入ります。 たとえば「診察券番号1234番の、山田と申します」のように、自分の言葉になった台本が読めます。
入れた情報は、あなたの端末の中にだけ保存されます。 どこにも送信されないので、安心してください。
- カテゴリを選ぶ(病院まわり・役所手続き・暮らし)
- 使いたい台本を押して開く
台本は「名乗る → 用件をひとこと → 聞かれそうなこと → 最後のあいさつ」の順に並んでいます。 電話をかけたら、上から読むだけです。
途中で頭が真っ白になっても、だいじょうぶ。 画面に次の言葉が書いてあります。
■ おでかけ準備室の使い方
受診や外出の前に開く部屋です。
- 下のメニューから「準備室」を押す
- 持ち物を確認して、あるものを押してチェック
- 自分の持ち物を足したいときは、下の入力欄に書いて「+」を押す
- 「聞かれそうなこと・伝えたいこと」に、先に書いておく
- 「帰ってきたら、のごほうび」を書く
ぜんぶチェックがつくと、「準備、ぜんぶできました。いってらっしゃい」と出ます。
帰ってきたら「チェックを戻す」を押すと、次のおでかけにまた使えます。
ごほうびを先に決めておくのは、おすすめです。 「終わったら、あれがある」と思うだけで、出かける勇気がすこし増えます。
■ 下書きの部屋の使い方
言いにくいことを、メッセージで伝えるときの部屋です。
- 下のメニューから「下書き」を押す
- カテゴリを選ぶ(ことわる・お願いする・予定を変える・あやまる・家族へ・ありがとう)
- 使いたい文を押す → その場でコピーされます
- LINEやメールに貼り付ける
- 自分の言葉に、すこし直して送る
そのまま送ってもいいし、直してもいい。 「最初のひと文」があるだけで、送るまでの時間がずっと短くなります。
■ 知っておいてほしいこと
・書いた内容は、ぜんぶあなたの端末の中にだけ残ります ・会員登録なし、無料で、ぜんぶ使えます ・通知は届きません。使いたいときだけ開いてください ・機種を変えると、書いた内容は引き継がれません。大事なメモは別の場所にも控えてください
■ おわりに
準備してから話すのは、ずるではありません。 楽屋に寄ってから舞台に出る人が、たくさんいていいと思っています。
電話の前の重たい時間が、すこしでも軽くなりますように。