こころと日々によりそう、3つの小さなアプリの使い方(今日の窓・わたしの好き図鑑・きこえなかった帳)
日記を書こうとしても、3日と続かない。 しんどい日は、自分の好きなものさえ思い出せない。 聞こえなかったのに聞き返せなかった日の もやもやが、いつまでも消えない。
療養中のわたしが、自分のこの困りごとのために、3つの小さなアプリを作りました。
この記事では、使い方を画面の順番どおりに説明します。 3つとも、押すところがとても少ないアプリです。むずかしい操作はひとつもありません。
どれも無料で、会員登録もいりません。 書いた内容は、あなたの端末の中にだけ保存されて、どこにも送られません。
■ 1つめ「今日の窓」
きょうの空をタップでひとつ選ぶ、それだけの日記アプリです。
今日の窓 https://mado.yurura-life.com
使い方(きょうのぶん)
- 「きょう」の画面で、きょうの空をひとつタップします(快晴、くもり、雨、夕焼けがきれい、月が見えた、など)
- ひとことを添えたい日は、添えます。言葉が出てこない日は、空だけで大丈夫です
- のこすボタンを押します。「今日も、窓をあけられたね。」と返ってきます
使い方(ふりかえる)
- 「ふりかえる」の画面に、これまでの窓がならびます
- 空だけの日も、ぜんぶ「書けた日」として数えてくれます
日記が続かないのは、根気がないからではありません。入口が高すぎただけです。 わたしも、書いた部分だけ破いたノートを何冊もためてきました。空ひとつなら、続けられそうです。
■ 2つめ「わたしの好き図鑑」
元気が出るものを、元気な日に集めておく図鑑アプリです。
わたしの好き図鑑 https://suki.yurura-life.com
使い方(あつめる)
- 「あつめる」の画面で、好きなものを書きます(例: やわらかい毛布)
- 「なかま」を、食べもの・飲みもの、音・音楽、色・もよう、場所などから選びます(なくても大丈夫)
- 「どんなふうに好き?」をひとこと添えます(これも、なくて大丈夫)
- 「図鑑に のせる」を押します
使い方(つらい日に)
- 「ずかん」の画面で、「今日の好きを ひらく」を押します
- 集めた好きの中から、1ページが ぽんと開きます
しんどい日は、考える力が残っていません。でも、ボタンひとつなら押せます。 つらい日のあなたへ、元気な日のあなたから、「あなたはこれが好きだよ」と教えてあげる道具です。
■ 3つめ「きこえなかった帳」
聞き返せなかった日のもやもやを、書いて、そらへとばすアプリです。
きこえなかった帳 https://kikoe.yurura-life.com
使い方(もやもやを置く)
- 「かく」の画面で、「どこでの場面?」をタップします(病院・受付で、お店・レジで、電話で、家族との会話で、など)
- 「どんなことがあった?」をひとこと添えます(なくても大丈夫。場面だけでもいいんです)
- 「おきばに おく」を押します
使い方(気がすんだら)
- 「おきば」の画面で、そのもやもやを見ます
- 「そらへとばす」を押すと、カードがふわっと空へ消えます
- とばせた数だけが、残っていきます
聞こえたふりで うなずいたことも、笑ってごまかしたことも、あなたのせいではありません。 わたしも、何年も覚えていた場面をここに書いて、とばしました。「もう追いかけなくていい」って、ほんとうに軽くなるんです。
■ ホーム画面に置くと、アプリになります
iPhoneの場合
- Safariでアプリを開く
- 画面下の共有ボタン(四角から矢印が出ているマーク)を押す
- 「ホーム画面に追加」を押す
- 右上の「追加」を押す
これで、ホーム画面にアイコンが並びます。 今日の窓は水色の「窓」、わたしの好き図鑑は桜色の「好」、きこえなかった帳は藤色の「聞」です。
■ ひとつだけ、注意ごと
書いた内容は端末の中にだけ保存されるので、スマホを買い替えると消えます。 それは裏を返せば、どこにも送られないということ。 ここだけの話にできるので、安心して、正直なことを書いてください。
■ おわりに
日記も、好きなものも、聞こえなかった日のもやもやも、ぜんぶ小さな道具にあずけて、あなたは休むことに専念してください。
あなたの毎日が、すこしでも軽くなりますように。
ゆるら