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透析看護師20年。体を壊して気づいたこと。

透析患者さんの自宅血圧管理、紙の記録表に疲れたら「らくらく血圧」を作りました

2026年4月28日

透析患者さんの自宅血圧管理、紙の記録表に疲れたら「らくらく血圧」を作りました

透析室の看護師として20年、たくさんの血圧を見てきました。

午前の透析中、ふっと意識が遠のく方。

「血圧、測ってない日もあるけど、降圧剤は時間どおりに飲んだ」と話す方。

A4用紙の血圧表を、月末にようやく持ってきてくださる方。

記録できなかったからと、血圧計本体ごと持参する方。

スマホの写真を、その都度、医師に見せる方。

一人ひとり、ちがうやり方で、自分の血圧と向き合っていました。

※私は透析患者ではありません。 透析看護師としての現場経験と、リウマチ・うつ療養中の毎日から書いています。

なぜ「自宅血圧」が、そんなに大事なのか

透析を受けている方の血圧は、ゆれます。

一日のなかでも。

季節のうつりかわりでも。

  • 食事量や活動量が変われば、ドライウェイトの調整が必要になる

  • 暑くなれば降圧剤は効きすぎ、寒くなれば足りなくなる

  • 透析中の意識レベル低下は、自宅での血圧の推移と、つながっている

医師の診察のなかで、いちばん多い会話は「最近の血圧、どうですか?」です。

測定値によって、その日の降圧剤をスキップする指示が出ている方も、少なくありません。

つまり、自宅で測った数字が、その日の透析を、その月の薬の量を、決めていました

紙の血圧表で、起こっていたこと

透析施設では、月のはじめに、降圧剤や昇圧剤を処方されている方へ、A4用紙の血圧記録票を配ります。

ペンと、用紙と、血圧計。

3つを揃えて、朝と寝る前に書く。

それを1ヶ月、続ける。

文字にすると、たったそれだけ。

でも、現場ではいろんなことが起きていました。

  • 用紙を、どこかに置いてきてしまう方

  • 1週間ぶんずつ、持ってきてくださる方

  • 毎日は書けず、覚えている範囲で記録する方

  • 測ったけど、書くのを忘れる方

  • 疲れていて、ペンを持つこと自体がしんどい方

そして、月末。

ようやく揃った1ヶ月分の用紙は、透析施設のカルテに綴じられます。

ふと、思ったのです。

この記録、本人の手元には残らないのかな? と。

スマホは、もう手のなかにある

通院されているほとんどの方が、スマホを持っています。

持っていない方を探すほうが、むずかしいくらい。

疲れて帰ってきた日、ペンを取る気力はなくても、スマホはすぐそばにあります。

それなら、スマホで1タップでいい。

身近にあるものを、活用しない手はない。

そう思ったのが「らくらく血圧」のはじまりでした。

「らくらく血圧」のかたち

アプリの基本は、こんな感じです。

  • 朝・昼・夕・寝る前 の4時間帯にわけて記録

  • 上と下の数字を入れて、保存ボタン1つ

  • 7日・30日・90日の棒グラフが、自動で出てくる

  • 高めが続くと、そっと受診をお知らせ

  • CSVに書き出して、主治医と共有できる

  • ログイン不要・完全無料・スマホの中だけに保存

紙の血圧表とちがうのは、記録が、あなたの手元にずっと残ること。

カルテに綴じられても、来月のあなたが、自分の数字を見返せます。

こんな方へ

  • 紙やエクセルで血圧表を書いていて、ちょっと疲れてきた方

  • 透析中の血圧の乱高下が不安な方

  • 季節の変わり目で、降圧剤の量がちょこちょこ変わる方

  • ご家族の血圧を、そっと見守りたい方

  • 「血圧計はあるけど、続かない」方

透析を受けていない方にも、ふつうに使っていただけます。

高血圧で通院されている方、ご家族の見守りに、お役立てください。

おしまいに

血圧管理は、地味です。

劇的な変化は、見えにくいです。

でも、医師がその数字を見て、薬の量を決めて、透析中の安全を守る。

地味な毎日の記録が、いちばん大事な土台でした。

その土台を、もう少し軽く、もう少しやさしくできたら。

そう思って作ったアプリです。

よかったら、あなたの毎日の記録に、そっと添えてあげてください。

らくらく血圧(無料・ログイン不要)

https://ketsuatsu.yurura-life.com